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赤ちゃんとの遊び


赤ちゃんは、見たり、聞いたり、感じたり、身体を動かしたりしながら物事を知り、自分自身を知り、身体を知りながら能力を伸ばしていきます。
赤ちゃんの能力を延ばしていくには遊びを通して働きかけて行くことが重要です。
赤ちゃんの学習する能力や、潜在能力は固定したものではありません。
周りの環境が生き生きとしていて刺激に満ちていれば
子どもの潜在能力はどんどん発揮されていきます。
ここで、大切なのは、親の果たす役割の重要性です。
これから、ご紹介する遊びを一貫して応用されることで
赤ちゃんの知的な発達を促すことが出来ます。

赤ちゃんと遊ぶのに適した時間は、
赤ちゃんが起きて居て機嫌がいい時ほんの数分間遊んであげます。
赤ちゃんが、泣いてぐずっている時遊んであげるのは良くありません。
赤ちゃんが、楽しい気分の時に遊んであげることが大切です。
新生児から1ヶ月までの対応
感覚刺激 赤ちゃんの寝ている位置を変えてあげます。
 赤ちゃんをしっかり抱きしめてあげます。
 赤ちゃんを抱いている時、少し 揺すってあげます。
視覚刺激
 あかちゃんをベビーベッドに寝かす時 枕の位置を反対にして泣かせます。
 赤ちゃんが顔を向けている側の ベビーベッドの側に光る玩具を 取り付けます。
聴覚刺激
 赤ちゃんに子守唄や優しい調べの歌を 歌ってあげます。
 赤ちゃんが、目覚めている時 短い時間、ラジオを聞かせます。
 短時間レコードやカセットテープを聞かせます。


その他の刺激 

 赤ちゃん返り目覚めている時 優しく笑いかけたり、頬擦りしてあげましょう
 赤ちゃんに沐浴の楽しさを体験させましょう

赤ちゃんの知能

幼児教育には多くの研究がされていますが

これらの研究で明らかになったのは、

「子どもが幼児期に親からどのような援助を

受けたかが、その後の子どもの発達に大きく

影響を受けて与える」と言われています。

ベンジャミン・S・ブラムは、

「子どもが身体的、知的に最も発達する時期は

誕生するから4歳までで、

その時までにほぼIQが確定する」と述べています。

4歳の時のIQは17歳になった時

IQを正確に予測出来ると言われています。

それほど幼児期は、

子どもの成長にとって

大切な時期なのです。

幼児期に獲得した様々な体験は

その後の子どもの行動を決定します。

親が子どもの能力を発達させられるのは、

子どもが誕生してから数年間の短い期間に

限られると言われています。

子どもが自分を信頼して成長するには

両親やきょうだいとの暖かい関係が

不可欠なのです。

家族から大事にされ、

尊重されて育てられると

家族に信頼されていると感じて

他の人を信頼することを学びます。

赤ちゃんは、見たり、聞いたり、感じたり、

身体を動かしながら物事を知り、

自分自身を知りながら

能力を伸ばしていきます。

赤ちゃんが何かする度に、

両親や兄弟が喜んだり、驚いたりします。

このような反応をすることで

赤ちゃんは勇気づけられ、

自分の世界を広げる

様々な努力を続けようとします。

家族の皆が赤ちゃんと遊んであげると、

自分の家族を知り

遊んでくれる一人一人に応えるようになり、

他の人とも遊ぶようになります。

赤ちゃんにとって、

遊びは赤ちゃんの脳力を高める上で

欠かさないものです。

次回はどのような遊びをしたらいいか、

年齢順にお伝えしていきます。

お楽しみに!

愛着の形成

赤ちゃんは誕生した時、

自分で動くこともできない

未熟な状態で誕生します。

満1歳になるまでには世話が必要になります。

その世話は特定の養育者であることが重要。

誕生した赤ちゃんがまず安心するのは、

お腹の中で聞いたお母さんの声です。

赤ちゃんの耳は胎児4ヶ月ごろには

聞こえるようになっています。

ただ目は誕生した時

白黒で30センチ位の位置までしか

見えていません。

ですから赤ちゃんが産まれたら

視力が上がるための遊びを

してあげる事が大切です。

産まれたばかりの赤ちゃんは、

手足を伸ばす事ができません。

味覚も十分に育っていません。

もちろん言葉も話せません。

その為に養育者は赤ちゃんが

「安心」「安全」を感じながら

養育者との「信頼感」を感じる

情緒的な世話が必要になってきます。

世話をしたり遊びながら

コミュニケーションをとることで

赤ちゃんに安心をあたえます。

このことで、お母さんとの愛着の絆が形成されていきます。

歩き始める頃になると

探索行動が始まります。

始めての出来事や不安、恐怖心を感じた時、

安全基地である養育者の元に戻って安心感を得る。

そうして子どもは探索行動と避難を繰り返しながら

好奇心や積極性、ストレスに耐える力を

身につけていくのです

赤ちゃんを育てる時は

肯定的な言葉かけをし、勇気づけてあげたいものです。

オンラインによる保育士の為の心理学講座

子どもの教育、躾に関わる方を対象にした心理学講座です。

子どもを理解する上で、子どもの心理を理解することで、子どもの行動を理解し適切な行動に導くことが出来ます。子どもをしつけるのに「叱る」「褒める」のではなく、子どもを勇気づけることで子どもの自尊心を高め、自立を促します。

開催日:6月26日、7月24日、8月28日、9月25日、10月23日(すべて土曜日)

    Aコース: 13:00~15:00

    Bコース: 18:00~20:00

講師:坂本州子(母親研究所代表・心理療法士)

費用:50,000円(通常、100,000円の所、今回限り半額)

申し込み:HPのトップにある「講座申し込み」からお申込みください。

振込:三菱UFJ銀行  飯田橋支店 (普)3555510

   名義:サカモトクニコ

定員:5名(定員に達し代締め切ります)

5つのメソッドで子どもの能力が劇的に高まるセミナー

   6月26日(土)15:00~17:00
<受講することで得られるもの>

  Know howではなくknow – whyによる普遍性、長期的に活用できる。愛着の絆の形成、自尊心が育つので自立が早い、子どもが自信と勇気を持ち向上心を持つ、人としての生き方を学ぶ為、コミュニケーション能力が高くなる、思いやり、優しさを持った子どもに成長する、自分の目標に向かい歩み始める、社会貢献の出来る人として成長する、良好な親子関係の構築、子どもの学習意欲が高まる、社会性が育ち心の成長が著しい。

参加形態: 母親研究所またはオンライン(URLをお送りいたします)

申込み :HPのトップにある「講座申込」からお申込みください。

費用  :3,000円

講師  :坂本州子(心理療法士・母親研究所代表)