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子育ての悩み

きょうだいがいると喧嘩になること

が多いものです。

下の子が上の子のおもちゃで遊んだ。

下の子が上の子の大事な物に触った。

下の子が上の子の邪魔をした。等など

こんな時、親は下の子を庇う傾向に

あります。

庇われた子どもは、いつでも泣いて

弱さを示します。

上の子は、たとえ自分が正しいと

思っていても、下の子がなくことで

叱られる羽目になります。

そうなると、上の子どもは、親に

差別されているとか、親は下の子が

可愛いんだという思いを抱きかねません。

一方、親に庇われた子どもは、泣く

ことで、依存的態度を身につけていく

ことになります。

この様な対応は、子供が仲良く

なりません。

かつて、講座に1歳と4歳になる

子どもを連れて受講された方が

いらっしゃいました。

講座の間中、二人とも大人しく

遊んでいました。

講座が終わり帰り際、1歳の子

供が泣きながらお母さんの所に

駆け寄りました。

後から、4歳のお兄ちゃんが

やって来ました。手には

ペットボトルを持っていました。

私「そのペットボトルお兄ちゃん

のものなの?」と尋ねると「うん」

と返って来ました。

私「そう、お兄ちゃんのだったのね」

と言い「泣いてるね」と1歳の子を

見ました。

するとお兄ちゃん、ペットボトル

を下の子に差し出したのです。

私「あら、さすがお兄ちゃん

優しいのね」と言いました。

すると、照れながら帰りしたく

を始めたのです。

後日、お母さんからの報告です。

「あれから、お兄ちゃんが下の子

に優しくなりました」とお聞きしました。

お兄ちゃんは、どうすことが優しい

ことなのか、理解したのでしょう。

子どもは自分のことを認めて

もらうと嬉しくなるので、

その行動を続けます。

きょうだいが仲良くしていると

親も安心ですね。