月別アーカイブ: 2022年4月

子育て

先日、NHKで子どもの性被害を放映していました。

その内容は、家庭内での性被害と教育現場での

性被害でした。

なぜ、そのようなことが起きるのか?

仕方がない?

昔からあったから?

子どもが悪い?

様々な意見があるかもしれませんが、

原点は教育・躾の問題ではないでしょうか?

小学校で性教育をしっかり教えている学校も

あります。

では、家庭では?

昔から「7歳になったら男女は席を同じにせず」

と言われてきました。

家庭ではどうなのでしょうか?

家庭教育、学校教育どちらも教育の場で

なければならないはずです。

しかし、現状は違うようです。

子育てが分からない人が多いという

現状では、家庭教育そのものが適切に

なされていないことを示しています。

私たちは、いつでも学ぶことことができます。

知らないことは学べばいいことです。

母親研究所では、子育て中の親御さん

等を援助するためにカウンセリングやセミナー

講座などを開催し、楽しく子育てして

いただくことを願ってプログラムを

ご用意しています。

お気軽に落ち合わせいただければ幸いです。

https://www.hahaoyaken.com

子育て

子育ての悩みでよく聞かされるのは、

夫が、育児に協力しません。

という訴えです。

そもそも、夫が育児に参加するという

捉え方の意味づけが、それぞれ違うよ

うに思えます。

ある方は、子育てをきっちり半分にし

私が3日、子供の面倒を見たから、あな

たも3日子供の面倒を見てください。

とおっしゃった方がありました。

子どもは道具ではありません。

子どもにとって、誰に自分の世話を

して欲しいのか?

もちろん「お母さん」なのです。

夫が育児に協力するとは、子どもに

関わる世話を半分にすることではなく

子供の世話はお母さん。その間に

できない家事を夫が負担することです。

協力とは、自分にできる役割を分担

することなのです。

子どもはお母さんに世話をされることで、

「愛着の絆」を形成することができます。

愛着の絆の形成は、満2歳が臨界期と

言われています。この間に、赤ちゃんは

お母さんに微笑みや、必要な世話、語りかけ

、適切な対応をされることで「安心感」「安全感」

お母さんとの「信頼関係」を得ることができます。

お母さんを求めている子は、お父さんが

おしめを取り替えようとしたら、足を

バタつかせ、お父さんを拒否するお子

さんもいます。

幼い子どもは言葉が出せないので、自分の

要求を泣いて知らせます。

その時、お母さんの顔を見ると大抵の

赤ちゃんは安心するものです。

子育てで、大事なのは、仕事の分担を

半分にすることではなく、赤ちゃんの

要求に適切に対応することで、

愛着の絆が形成されることにあります。

愛着の絆が形成されると、その後の人生

に自信を持ち、人との信頼関係を築き

社会に貢献感を持ちながら、

生きていくことができます。

人付き合いができない。

人中に入ると怖くて自分の考えが

言えない。

感情のコントロールができずらい。

感情的にキレやすい。

少しのことでイライラする。

物事に集中できない。

感情を制御できないなどがあると

対人関係に影響が出ます。

このようなことで、悩まないため

にも人の成長にとって

愛着の絆の形成は重要なのです。

子育ての悩み

最近、乗り物や街中、デパートなどで

見かける光景があります。

子どもが大声で泣いている傍で

何も言わず子供の側にいるお母さん

特に乗り物の中で大声で泣いて入る

子どもがいると人の目はそこに

注がれます。

しかし、親御さんは周りを気にする

風でもなく、黙って側にいるだけです。

子どもが泣くのは「要求」があって

泣きます。

ご機嫌な子どもは泣くことはありません

なにかを訴えているはずなのですが・・・

「子どもが泣いたら黙って側にいる」と

誰かに言われた?

あるいは、どうしたらいいか分からない?

他にも理由はあるかもしれませんね。

かつて、ある家庭支援センターで、子どもが

長いこと泣いている事がありました。

見ると母親らしき方はいるのですが、

子どもの前にいて黙っているだけです。

側を通りかけるとき子どもに「お母さんに

何か言いたいのかな?」と声をかけました。

すると、子どもはピタリと泣き止み、何か

を訴えるような顔で私を見たのです。

幼い子どもは自分の考えや気持ちを言葉

にして言うことはできません。

親が子どもの気持ちや考えを察して言葉

にしてあげれば子どもも泣き続けることは

しない事でしょう。

人間だけが「言葉」を持ち意思疎通する

事ができます。

相手の気持ちを理解することで、相手は

自分を分かってもらえたと感じるものです。

子育て中は、楽しい会話を心掛けたいものですね。