2026.02.18
5か月を過ぎると、赤ちゃんの食事は大きな転換期を迎えます。
母乳やミルク中心の生活から、少しずつ「離乳食中心」へ移行していく時期です。
その中で
・食事回数は何回が正解?
・自分で食べたがるけどどうすればいい?
・食事中にぐずるのはなぜ?
といった疑問や不安が次々に出てきます。
この記事では、5か月〜10か月の赤ちゃんの食事の進め方をお伝えします。
5か月〜10か月は「母乳+離乳食」から「離乳食中心」へ移る時期
この時期は、母乳(ミルク)と離乳食を併用しながら、徐々に食事の比重を増やしていく段階です。
完全に離乳食へ移行すると、食事時間は大人と同じリズムに近づいていきます。
ただし、まだ胃が小さいため回数は大人より多くなります。
焦らず、段階的に進めることが大切です。
食事の基本姿勢
食事のたびに、同じ流れを繰り返しましょう。
・子ども用の高イスに座らせる
・エプロンをつける
・顔と手をぬれタオルで拭く
・いただきますと言って始める
この一連の流れを繰り返すことで、赤ちゃんは「これから食事の時間だ」と理解していきます。
食後の動作も同様です。
・顔と手を拭く
・エプロンを外す
・ごちそうさまと言う
・イスから降ろす
これらの流れを一定にしてください。
行動と言葉をセットで繰り返すことが、生活習慣の土台になります。
自分で食べたがるときの対応
8か月を過ぎる頃から、スプーンを持ちたがる赤ちゃんが増えます。
これは食事への関心が育っている証拠です。
そのため、無理に取り上げるのではなく、以下の方法を試してみてください。
・スプーンを持たせる
・口に運ぶのを手伝う
・手づかみ食べも取り入れる
多少こぼれても問題ありません。
食べることを楽しめる環境づくりが最優先です。
食事中の声かけが言葉の発達につながる
食事中は静かにさせるのではなく、穏やかに話しかけましょう。
「これはカボチャよ」
「これはお魚よ」
と食材の名前を伝えます。
さらに、口を動かしてモグモグと見せることで、かむ動作も学びます。
赤ちゃんは言葉の意味を完全に理解していなくても、繰り返される音と動作を結びつけて学習しています。
食事中にぐずるときの対処法
赤ちゃんがぐずると、抱っこしながら親が食事を済ませたくなるかもしれません。
しかし、食事と遊びの区別があいまいになるためおすすめできません。
赤ちゃんの食事を先に済ませたあと、親が食べる場合は「ここで遊んでね。お母さんはお食事するよ」と伝え、顔の見える場所で遊ばせます。
赤ちゃんは大人の言葉を理解する力を持っています。
穏やかに語りかけることが、安心感につながります。
赤ちゃんと、楽しい食事環境をつくることが大切
5か月〜10か月の食事は「楽しい時間」をつくることが最優先です。
この時期の食事で最も大切なのは、量でもスピードでもありません。
食習慣と心の安定の両方を育ててください。
赤ちゃんのペースに合わせながら、安心できる食事時間を積み重ねていきましょう。
2026.02.01
最近はお父さんが育児に参加されるようになり、お母さんは助かっていることでしょうが、「しつけ」の視点で考えたとき、疑問を感じる親子の姿をみると心配でもあります。
まず、子育てで大切なのは脳幹にある「原子反射」の統合にあります。
子育て中の親御さんに必要なのは、脳幹に働きかける対応がまず第一になされなければなりません。
脳の土台である「脳幹」にある原始反射が満1歳までに消失(統合)されることで、大脳で物事を理解することができるようになります。
子どもに「ガミガミ~」「どうして~」「ちゃんとしなさい」などなど、幼い子どもに理屈で対応しても原始反射が残っている場合、子どもは脳幹でキャッチしてしまいますので、親の言ってることを理解しません。
特に1歳までの赤ちゃんに必要なのは「ハイハイ」の重要さと対話にあります。注意、小言は対話ではありません。
赤ちゃんと遊びながら、散歩しながら、日常的な何気ない会話を語り掛けることが赤ちゃんの成長に不可欠です。
また、遊びを通して「しつけ」や「ルール」を自然に学んでいきます。
幼い子どもにスマホやタブレットを見せることで、おとなしくさせようとする対応は、成長している赤ちゃんの脳にとっては不必要なものです。
子どもの成長にとって必要な関わり方を学んでみませんか?
5か月から10か月の赤ちゃん育児はママにとって急に難しく感じる
2026.01.20
5か月を過ぎた頃から、赤ちゃんの様子が急に変わったと感じるお母さんは少なくありません。
昨日まで笑っていたのに、急に泣き出す。
知らない人を見るとしがみついて離れない。
思い通りにならないと怒ったように声をあげる。
その変化に戸惑い、自分の接し方が間違っているのではと不安になることもあるでしょう。
しかし、この時期に起こる人見知りや感情の激しさは、しつけが必要な問題ではありません。
赤ちゃんの心が順調に育っている証です。
この記事では、5か月から10か月の赤ちゃんの発達を踏まえ、今いちばん大切な関わり方を整理します。
5か月から10か月は心と体が一気に伸びる時期
この月齢になると、赤ちゃんは寝返りを打ち、支えがあれば座れるようになり、やがて一人座りへと進んでいきます。
足の裏を支えると、前に進もうとする動きも見られるようになります。
合わせて、身体が動くようになるのと同時に、心の動きも大きく変化していくのです。
つまり、恐怖や嫌悪、怒り、悲しみといった感情も使い分けるようになります。
赤ちゃん自身にとっても初めての感情ばかりで、どう扱えばいいのか分からない状態です。
人見知りは欠点ではなく成長の証
8か月前後になると、多くの赤ちゃんに人見知りが現れます。
知らない人を見ると泣く、お母さんから離れないといった行動は、恐怖という感情を認識できるようになった結果です。
これは、身近な人とそうでない人を区別できるようになった証拠でもあります。
人見知りを無理に克服させようとしたり、恥ずかしい行動として指摘したりすると、赤ちゃんは安心できる場所を失ってしまいます。
この時期は、なじませることよりも、安心できる存在としてそばにいることが重要です。
赤ちゃんは感情を使って要求するようになる
言葉をまだ使えない赤ちゃんは、泣く、怒るといった感情を使って自分の要求を伝えます。
毎回すぐに反応すると、強い感情を出せばかまってもらえると学び、その行動が増えていきます。
一方で、感情的に叱ったり怒りをぶつけると、赤ちゃんは混乱し、不安や恐怖を抱くようになります。
この時期に必要なのは、要求をすべて通すことでも、突き放すことでもありません。
赤ちゃんの感情を受け止めつつ、落ち着くまで待つ姿勢です。
親の態度が赤ちゃんの安心感をつくる
赤ちゃんは、親の表情や声の調子から多くを学びます。
無表情な関わりが続くと感情表現が乏しくなり、感情の起伏が激しすぎると情緒は不安定になります。
この時期の赤ちゃんにとって最も必要なのは、安心感です。
親が疲れてイライラしているときは、それを隠そうとする必要はありません。
大切なのは、感情をぶつけないことです。
落ち着いた声で、自分の状態を伝え、赤ちゃんそのものを否定しない態度を保つことで、赤ちゃんは安心して感情を収めていきます。
泣きや怒りに負けない一貫した関わりが自立を育てる
赤ちゃんの涙や怒りに押されて要求を通し続けると、感情を強く出す行動が定着します。
しかし、要求を通さないことは突き放すことではありません。
歌を歌う、音楽を流すなど、気持ちが切り替わるまで静かに待つことが効果的です。
赤ちゃんは日々、親の態度から学んでいます。
一貫した関わりと落ち着いた対応が、赤ちゃんの心の安定と自立につながります。
5か月から10か月のしつけで本当に大切なこと
この時期の育児で大切なのは、行動を正そうとすることではありません。
人見知りや感情の爆発を問題視せず、成長の一部として受け止めることです。
赤ちゃんは、親の表情や声、対応の積み重ねから安心感を得ています。
感情的にならず、一貫した態度で見守ることが、結果として最良のしつけになります。
5か月から10か月は、心の土台を育てる時期です。
焦らず、比べず、今目の前の赤ちゃんと向き合うことが何より大切です。
2026.01.11
新しい年を迎えました。
母親研究所では、ブログを通して皆様に子育てについてお伝えしています。
子育ては楽しいと思っていただければ何よりです。
多くの子供たちが幸せな環境で育つことを願っています。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
母親研究所代表 坂本州子
2026.01.01
旧年中は格別のご厚情を賜り深く御礼申し上げます。
本年も皆様にご満足頂けるよう
一層のサービス向上に努める所存です。
変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
元旦
母親研究所代表 坂本州子







