2021.07.24
6〜8ヶ月の赤ちゃんとの遊び。
この時期になると赤ちゃんは、一人で座ることができるようになります。
座る時両手でバランスを取りながら座ろうとします。
次第に筋肉に力がついてくると、立とうとしますが、立つのは、もう少し先になります。
この月齢になると自分の身近にあるものに「触りたい」と思って行動します。
目にしたものを何でも掴んだり、それを触って口に入れたりします。
玩具をじっと見たり、肌触りを感じたり、叩いたりするようになります。
そんな時は、洗濯バサミやガラガラ、または音の出る玩具を与えるといいでしょう。
これらの行動を通して、赤ちゃんは、形や重さ音、感触、味などを理解します。
また、赤ちゃんは空間との関係を学び始めます。
この時期になると、手を握りしめていず、親指を使い始めていますが、まだ未熟です。
手を使うよりも、目で追うことのほうが先になります。
赤ちゃんは、いくつかの母音「ア」「ウ」「オ」を発音できます。
「いない いない ばあ」などの単純な遊びもできるようになります。
この「月齢の赤ちゃんとの遊びは、1日30分位にします。
詳しい遊びは、次回にお伝えします。
2021.07.05
本日は、1ヶ月から3ヶ月の赤ちゃんとの遊びについてお伝えいたします。
この頃になると、首を左右に動かせる様になっています。
赤ちゃんは、お母さんに十分な愛情を注がれていても泣くことがあります。
赤ちゃんが泣いたからといって、すぐに抱き上げるのはやめましょう。
泣いたら抱くという対応をしていると赤ちゃんは、泣けば抱いてもらえるということを学びます。
泣いていても暫く様子を見ましょう。
赤ちゃんが機嫌が良くて笑っている時に抱きしめたり、話しかけたりしましょう
機嫌良くしているときに対応することで、赤ちゃんは、機嫌良くすることを学びます。
感覚刺激
* 赤ちゃんを仰向けにし、赤ちゃんの 両腕を握り、バンザイの格好に動かし そのまま、赤ちゃんの頭の上まで上げます
* 赤ちゃんを仰向けにし、足首を持ち、 膝を曲げたり、伸ばしたりしま す。
視覚刺激
* 赤ちゃんの寝ているところに光るものをつけます
* 赤ちゃんの寝ている上にモビールを吊り下げます。
* 赤ちゃんに玩具を目で追わせます。
聴覚刺激
* 赤ちゃんに軽いガラガラを握らせます
* 赤ちゃんに、ラジオ、テープ、オルゴール などの音を聴かせましょう
メトロノームや、時計のチクタク音を聴かせます
その他の刺激
* 赤ちゃんに微笑み、話しかけをします
* 食事の支度をしている間、赤ちゃんを 台所におきます。
* 家族が食事をしている時、赤ちゃんが 目覚めていれば、食卓のそばにおきましょう。
その他、皆さんも赤ちゃんとの遊びを楽しんで下さい。
2021.06.27
赤ちゃんは、見たり、聞いたり、感じたり、身体を動かしたりしながら物事を知り、自分自身を知り、身体を知りながら能力を伸ばしていきます。
赤ちゃんの能力を延ばしていくには遊びを通して働きかけて行くことが重要です。
赤ちゃんの学習する能力や、潜在能力は固定したものではありません。
周りの環境が生き生きとしていて刺激に満ちていれば
子どもの潜在能力はどんどん発揮されていきます。
ここで、大切なのは、親の果たす役割の重要性です。
これから、ご紹介する遊びを一貫して応用されることで
赤ちゃんの知的な発達を促すことが出来ます。
赤ちゃんと遊ぶのに適した時間は、
赤ちゃんが起きて居て機嫌がいい時ほんの数分間遊んであげます。
赤ちゃんが、泣いてぐずっている時遊んであげるのは良くありません。
赤ちゃんが、楽しい気分の時に遊んであげることが大切です。
新生児から1ヶ月までの対応
感覚刺激 赤ちゃんの寝ている位置を変えてあげます。
赤ちゃんをしっかり抱きしめてあげます。
赤ちゃんを抱いている時、少し 揺すってあげます。
視覚刺激
あかちゃんをベビーベッドに寝かす時 枕の位置を反対にして泣かせます。
赤ちゃんが顔を向けている側の ベビーベッドの側に光る玩具を 取り付けます。
聴覚刺激
赤ちゃんに子守唄や優しい調べの歌を 歌ってあげます。
赤ちゃんが、目覚めている時 短い時間、ラジオを聞かせます。
短時間レコードやカセットテープを聞かせます。
その他の刺激
赤ちゃん返り目覚めている時 優しく笑いかけたり、頬擦りしてあげましょう
赤ちゃんに沐浴の楽しさを体験させましょう
2021.06.23
幼児教育には多くの研究がされていますが
これらの研究で明らかになったのは、
「子どもが幼児期に親からどのような援助を
受けたかが、その後の子どもの発達に大きく
影響を受けて与える」と言われています。
ベンジャミン・S・ブラムは、
「子どもが身体的、知的に最も発達する時期は
誕生するから4歳までで、
その時までにほぼIQが確定する」と述べています。
4歳の時のIQは17歳になった時
IQを正確に予測出来ると言われています。
それほど幼児期は、
子どもの成長にとって
大切な時期なのです。
幼児期に獲得した様々な体験は
その後の子どもの行動を決定します。
親が子どもの能力を発達させられるのは、
子どもが誕生してから数年間の短い期間に
限られると言われています。
子どもが自分を信頼して成長するには
両親やきょうだいとの暖かい関係が
不可欠なのです。
家族から大事にされ、
尊重されて育てられると
家族に信頼されていると感じて
他の人を信頼することを学びます。
赤ちゃんは、見たり、聞いたり、感じたり、
身体を動かしながら物事を知り、
自分自身を知りながら
能力を伸ばしていきます。
赤ちゃんが何かする度に、
両親や兄弟が喜んだり、驚いたりします。
このような反応をすることで
赤ちゃんは勇気づけられ、
自分の世界を広げる
様々な努力を続けようとします。
家族の皆が赤ちゃんと遊んであげると、
自分の家族を知り
遊んでくれる一人一人に応えるようになり、
他の人とも遊ぶようになります。
赤ちゃんにとって、
遊びは赤ちゃんの脳力を高める上で
欠かさないものです。
次回はどのような遊びをしたらいいか、
年齢順にお伝えしていきます。
お楽しみに!
2021.06.16
赤ちゃんは誕生した時、
自分で動くこともできない
未熟な状態で誕生します。
満1歳になるまでには世話が必要になります。
その世話は特定の養育者であることが重要。
誕生した赤ちゃんがまず安心するのは、
お腹の中で聞いたお母さんの声です。
赤ちゃんの耳は胎児4ヶ月ごろには
聞こえるようになっています。
ただ目は誕生した時
白黒で30センチ位の位置までしか
見えていません。
ですから赤ちゃんが産まれたら
視力が上がるための遊びを
してあげる事が大切です。
産まれたばかりの赤ちゃんは、
手足を伸ばす事ができません。
味覚も十分に育っていません。
もちろん言葉も話せません。
その為に養育者は赤ちゃんが
「安心」「安全」を感じながら
養育者との「信頼感」を感じる
情緒的な世話が必要になってきます。
世話をしたり遊びながら
コミュニケーションをとることで
赤ちゃんに安心をあたえます。
このことで、お母さんとの愛着の絆が形成されていきます。
歩き始める頃になると
探索行動が始まります。
始めての出来事や不安、恐怖心を感じた時、
安全基地である養育者の元に戻って安心感を得る。
そうして子どもは探索行動と避難を繰り返しながら
好奇心や積極性、ストレスに耐える力を
身につけていくのです
赤ちゃんを育てる時は
肯定的な言葉かけをし、勇気づけてあげたいものです。