きょうだい関係
2023.09.18
きょうだいが二人、3人と増えると親の負担は
大きくなりますが、子どもたちは、お互いに
成長が早くなります。
子どもたちは、誕生順位によって、性格が
違ってきます。
長子に生まれると、両親の愛情を一杯感じ
ながら成長。親の期待をかけられます。
責任感が強く、保守的になりがちです。
二番目に生まれた子どもは、一人っ子の経験が
ありません。下にきょうだいが生まれると、親の愛
を薄く感じがち。家の外に自分の居場所を
見つける傾向があります。
末っ子は、甘やかされる傾向があります。
親は、子供たちを平等に扱っているようでも
子どもの側からは、違って見えます。
子どもの性格は、きょうだい関係と親の対応
を子どもがどう受け止めたかによりますので、
親には、子どもの性格を変えることはできません。
一人一人の個性を認め、特徴を伸ばして行ければ
なかの良いきょうだいとなることでしょう。
ある日、乳母車に乗っている、赤ちゃんに3歳くらいの
お兄ちゃんらしき子ども、ハンドファンを向けている
のを見て、微笑ましく感じました。子どもは本来
優しさを持っていますね。
その態度を伸ばすのは親の態度にあるようです。
親との信頼関係を子供が3歳になるまでに構築
できれば、自信と勇気を持って建設的な行動を
する子どもとして成長することでしょう。