話す力を伸ばす
2025.06.28
バス停に居たら2歳くらいの女の子とその子の両親らしき人が3人いました。女の子はバスが来ると「きたきた」と言って嬉しそうにバスに乗り込みました。
子どもは知らない間に言語を習得するのではなく、周りの語り掛けによって、あるいは、家族間の会話を聞いて話を理解していきます。
子どもの話す力を伸ばすには、赤ちゃんが生まれた直後から話しかける(デラウエア大学のロバータ・ミチニィック・ゴリンコフ教授『教育・心理・言語学』によれば、話しかけられた赤ちゃんは常にその言葉を分析している。早い時期から子どもとの「対話」をスタートしよう)と提案しています。
子どもは好奇心にあふれています。子どもを黙らせるためにスマホを見せる方を多く見かけます。また、おしゃぶりを口に入れている幼児を時々見かけます。これでは話す力を伸ばすことにはなりません。
「生まれた直後から、絵本を読んで聞かせる」赤ちゃんは読み聞かせを通じて単語を覚えます。また、絵本の話を通じて物語の構造を学びます。
数年前から学校現場では子どものコミュニケーション能力の欠如と社会性の欠如が言われています。昨今の学校では子どもの扱いに手を焼く教師の退職が増えています。
子どもにとって環境は、子どもの性格形成や生き方のモデルとして影響を与えます。それだけに子どもの成長を理解した子育てが必要になりそうです。
母親研究所では、子どもの成長に必要な親の関わり方、子どもの能力を生かす育て方について詳しく講座やカウンセリングでお伝えしています。
関心のある方はご一報ください。
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