私の実践する報告
2025.02.08
赤ちゃんの名前はAちゃん。声をかけるとしっかりと私の顔を見てくれます。Aちゃんの首が座るまでは、もっぱら、言葉かけに徹しました。抱っこしたことはありません。それでもしっかりと目を向けてきいてくれました。5感の刺激遊びは聴覚刺激、視覚刺激、感覚刺激あそびを5分ほど、Aちゃんは、遊びをしている時は、嬉しそうにしていました。3カ月くらいになるまでは、ひとり遊びを見守ったり、声を掛けてあげたりしたものです。4・5カ月位の頃、ある日、お母さんに抱かれていたAちゃんと私が一緒にエレベーターに乗った時のこと、エレベーターに乗りこんで来る人に可愛い仕草で手を挙げたのです。乗りこんで来た方は、その仕草に思わず笑顔で「はーい」と笑顔で対応してくれます。するとAちゃんは、とても嬉しそうに知らない人に同じ仕草をするので、皆さん笑顔でAちゃんに同じ対応をしてくれるのです。Aちゃんはエレベーターに乗る人たちの挨拶を見て模倣したのだと思いました。子どもは周りの環境から学ぶものだと言うことを知らされた場面でもありました。
また、Aちゃんがチャイルドシートに座れるようになった頃、私も買い物をするのに彼らの車に同乗させてもらった時のこと、私は助手席に座り、Aちゃんの横にお母さんが座った途端、いままで泣いたことのなかったAちゃんが私のいる助手席の方へ手を伸ばし泣き始めたのです。おしめが濡れているわけはないし、お腹が空いているわけでもないのにどうしたのだろうと思いました。すると友人が「席を代わろう」と言って彼女は助手席に、私がAちゃんの隣に座った途端、Aちゃんは泣き止んだのです。24時間一緒にいるお母さんより、勉強の合間の空いてる時間にAちゃんと僅かな時間遊んだだけの私に親しみを覚えてくれたことは驚きでもありました。その後の彼女の行動から赤ちゃんにとって遊びや会話がいかに重要であるかをAちゃんが示してくれたのです。