初めての育児で不安なお母さんへ。赤ちゃんとの向き合い方と心のゆとり
2025.10.30
はじめて赤ちゃんを育てるお母さんの多くは、かわいい表情やしぐさに癒されながらも、「本当にこれでいいのだろうか」と不安を感じます。
SNSや育児書、周囲の意見など、情報があふれる今だからこそ、他人と比べて焦ったり、自分の育児に自信をなくしたりしてしまう方も少なくありません。
しかし、育児に正解はありません。
もっとも大切なのは、赤ちゃんを「ひとりの人間として尊重する姿勢」です。
この記事では、赤ちゃんとの関わりを深めるための5つの視点をもとに、心が軽くなる子育てのヒントを紹介します。
民主的な対応
赤ちゃんはまだ言葉を理解できませんが、お母さんの声の調子や表情から、感情を敏感に感じ取っています。
たとえ疲れていても「今日はちょっと疲れているけど、あなたのことは大好きよ」と伝えることで、赤ちゃんは安心します。
感情的に怒ったり、無視したりするのではなく、赤ちゃんの尊厳を認める「民主的な対応」が信頼の土台になります。
赤ちゃんを「育てる対象」ではなく、「対話する相手」として見つめることが、育児の第一歩です。
子どもを理解した対応を
赤ちゃんのコミュニケーション手段は「泣く」ことです。
お腹がすいた、眠い、遊んでほしいなど、泣き方で多くを伝えようとしています。
あわてて抱き上げる前に「どんな理由で泣いているのか」を観察してみましょう。
慣れてくると、泣き方の違いで要求がわかるようになります。
また、「泣いたら抱く」を繰り返すと、赤ちゃんは「泣けば抱いてもらえる」と学び、お母さんの負担が増えることも。
大切なのは、赤ちゃんを一方的に守るのではなく、観察しながら信頼関係を築くことです。
子どもを勇気づける対応を
赤ちゃんが成長し、少しずつ言葉を話すようになったら、「ありがとう」「助かるわ」「うれしいね」と声をかけましょう。
これは単なるしつけではなく、子どもの心を育てる「勇気づけ」の言葉です。
ほめられることで子どもは「自分は認められている」と感じ、内面に自信が育ちます。
結果として「やってみよう」「できた!」という意欲が生まれ、行動力や思いやりの土台になります。
お母さんは精神的ゆとりを
育児は思いどおりにいかないものです。
「泣かれるとイライラする」「ほかの子と比べて成長が遅い気がする」と感じるのは自然なことです。
しかし、お母さんが不安でいると、赤ちゃんもその気持ちを敏感に感じ取ります。
「完璧な母親」を目指すのではなく、「今の自分でいい」と受け入れることが何より大切です。
もし疲れを感じたら、少し休んで、自分の心のケアを優先してもかまいません。
お母さんが穏やかであることが、赤ちゃんにとって最高の安心です。
お母さんの考え方を大切に
子育てでは、「他人と比べない」「情報に振り回されない」ことがポイントです。
親として一貫した考えをもち、「自分はどうしたいか」を軸に判断できれば、どんな状況でもブレません。
お母さんの考えがしっかりしていれば、赤ちゃんも迷わず安心して育ちます。
親が自分の価値観を押しつけるのではなく、行動で生き方を示すことで、子どもは自然と学んでいきます。
完璧を目指さず、共に育つ時間を大切に
初めての育児では、不安や戸惑いはつきものです。
けれど、赤ちゃんにとって必要なのは「完璧なお母さん」ではなく、「安心できるお母さん」です。
泣き声に耳を傾け、成長を見守り、たまに自分を休ませる。そんな日々の積み重ねこそが、親子の信頼を深め、心を豊かにしてくれます。
2025.08.24
赤ちゃんを育てるとき、今の若いお母さんの中にはAIに質問をしその答えが一つではなく、複数あると子育てに詳しい方に「どっちがいいでしょうか?」と聞いて来られると、質問を受けた方から、びっくりするような内容に驚いたと、子育てに対する様変わりの変化に驚きを感じた報告を受けました。
AIはたくさんの知識量から答えを瞬時に導き出しますが、特に赤ちゃんの成長に必要なのは「情緒的関わり」なのです。情緒的に関わるので、「愛着」(アタッチメント)が形成されます。AIから情緒的関わり方の答えを導き出すの、は多分難しいでしょう。
子育ては、親と子の間にある情緒的(感情的)な関わり方をする必要があります。
ある脳科学者の意見によれば、「赤ちゃんは、産まれた瞬間から会話が必要である」と提言されています。AIから情緒的コミュニケーションを引き出すのは難しいと思うだけで、今後の育児に不安感を覚えます。
情緒的コミュニケーションをお知りになりたい方は母親研究所までお問合せ下さい。
2025.07.25
最近の脳科学の発達で赤ちゃんには素晴らしい能力が備わっていることが分かっています。その一つが「赤ちゃんは、生後間もなくても、聞くことの大切さと会話の作法を理解しているようだ」とはイギリスの神経生理学心理学研究所の児童発達コンサルタントのサリー-ゴダードブライス氏は語っています。
母親と赤ちゃんの対話を音声解説してみると、メロディーや音の抑揚、やり取りのリズムなど楽曲と同じ特徴を全て備えているという報告があります。
赤ちゃんを育てるとき、赤ちゃんとの対話(赤ちゃんは言葉を発しませんが)は、赤ちゃんに言葉や音楽による刺激は脳そのものの発達を促します。
子育て中のお母さん、是非子どもに関わるとき、例えば、おしめを変えるとき、母乳を与えるとき、遊びをするとき等、対話をしてみませんか? 赤ちゃんが一人遊びをしているときは音楽を聞かせてあげましょう。
3歳までの子育てが赤ちゃんのその後の人生に影響を与えることを考えたら、3年間を無駄にしないで過ごすことこそが天才児を育てることになることでしょう。
子育てで、ちょっと困ったこと、こんな時どうしたら?と迷っていたら母親研究所迄、どんなお悩みにもご相談に乗ります。
2025.07.21
マルトリートメントとは「不適切な養育」の意味です。
子どもの心と身体の健全な成長・発達を阻む養育を全て含んだ呼称です。
多くの親は「子どものことを思って」「痛い目に合わなければわからない」等と言い訳をしますが、これらも全てマルトリートメントです。「しつけ」と称して、殴る、ける、物を投げる、暴言を吐く、「バカ」「お前なんか生まれてくなければよかった」物を投げつける、物で叩く、やけどを負わせる、あざが出来るほどの打撲、等々これらは子どもの訴えがなくても「虐待」です。
子どもは自分の言葉で言い返せなくても、心に傷を受けています。
「しつけ」と称して感情的に子どもに対応すれば、幼児期に形成されなければならない「愛着形成」を損ない、子ども自身のその後の成長に影響を与えます。
子育ては、情緒的に子どもに関わり、親を「安全基地」として「安心感」「信頼感」を持てるよう養育していきたいものですね。
子育てについてお知りになりたい方は、母親研究所迄お問合せ下さい。
2025.07.15
「子どもの存在に家族が与える最も大きな影響は、
子どもさえいなければ、単なる●●●●でいられたかもしれない
立派な両親を、全くの●●にしてしまうことだ」
ジョージズ・コートライン
子育てで子どもの成長に最も重大な影響を及ぼすのは両親の存在です。
変化の目まぐるしい今日において、人任せの育児は、子どもに必要な「愛着形成」や子どもの自立、社会性、コミュニケーション能力にも影響を与え、昨今の学びの場である学校にも波及し、退職する教師の増加として現れています。
しかし、このような状況を乗り切るには、親は今日の複雑な時代における、適切で効果的な子育て法を学ぶことで解決できます。
子育てに必要な技術として、次の7点を挙げることが出来ます。
①子どもの行動を理解する
②子どもの発達を知り、関わり方が子どもの能力を引き出すことを知る
➂性格形成の仕組みを理解する
④具体的な子どもへの動機付けと勇気づけ
⑤信頼感、責任感、家庭の秩序やルールを学ぶ、貢献感などの躾を幼児期に身につける
⑥コミュニケーション能力を高める
⑦家族間の話し合い
これらのことを学び、実践することで、所属している地域社会に自分は必要とされているという感覚を持たせられるようになります。
多くの親は、子どもが不適切な行動をするとそれをやめさせようとして、かえって不適切な行動を強化してしまっています。
子どもは親を模倣します。人の行動をよく見ています。
そのことを忘れずにより良い関係を持たせられるようにしたいものですね。
子育て講座やカウンセリングをお知りになりたい方は、こちらまで。
母親研究所 坂本州子 E-mail: sakamoto @hahaoyaken.com



