2020.08.09
アドラー心理学の基本的考え方を学ぶまたとない機会です。これまでは、カウンセリングの部門とセラピーの部門を分けて講義をしていましたが、今回からは通しですべてを学ぶことが出来ます。カウンセリングの部門では、家族問題に特化した子供の問題行動に対し具体的・実践的に解決する方法を学びます。セラピーの部門では、アドラー派独自の「ライフスタイル診断法}を学ぶことで、相談者をより深く理解し、治療効果を上げることが出来ます。
日程:9月20日、10月25日、11月29日、12月20日。2021年1月24日、
2月28日、3月28日、4月25日、5月23日、6月27日。
(全日曜日)13:00~18:00
講師:坂本州子(母親研究所代表・心理療法士)
会場:母親研究所(三鷹市下連雀3-1-2-302)
費用:240,000円(分割可・ご相談ください)
振込:三菱UFJ銀行 飯田橋支店 (普)3555510
名義 サカモトクニコ
申込:Faxにてお申込みください(定員5名)定員に達次第締め切ります。
2020.08.09
* 配偶者の子育て方法に干渉しないこと
ご夫婦で子育てに協力されていることは、見ていてほほえましく感じます。しかし、相手の「しつけ」の仕方に干渉すると、相手は不愉快になり喧嘩に発展してしまいます。せっかく、両親が子どもに関わっても、両親の意見が違うと、子どもはそれを見て、力関係を利用したり、親を尊敬しなくなり、親を使い分けるようになります。子供にしつけで大切なのは「一貫した親の態度」なのです。
2020.07.31
<弱いと思う子どもを庇わないこと>
子どもを庇っていると、責任を学びません。
いつも親を頼るようになります。
きょうだいは、協力することが大切です。
ある時、1歳と5歳になるきょうだいを連れた親御さんが相談に見えました。
5歳の子どもが手におえないということでした。
途中で、お母さんが席を外したことがありました。5歳の子どもは、お母さんの荷物にあったお菓子を見つけると、1歳の子どもにビスケットを3枚、自分も3枚とって食べ始めました。1歳の子どもはビスケットを食べ終わると、お母さんの荷物にあるビスケットを見つけ始めました。それを見た5歳の子どもは、ビスケットを食べないように止めました。すると、1歳の子どもが大泣きを始めたのです。そこへお母さんが戻ってきると、いきなり5歳の子どもを叱り始めたのです。
親は泣いてる子どもを庇うことが多いものです。この行為が子どもを依存的にさせているのです。
2020.07.17
<子供の喧嘩にかかわらない>
子どもは親がいないときは余り喧嘩はしません。
親がいるときに限って喧嘩が始まります。
なぜでしょう?
こんな時、あなたはどうされるのでしょう?
喧嘩の理由を聞いて喧嘩両成敗をしてはいないでしょうか?
その結果、喧嘩をしなくなるのでしょうか?
おそらく、また喧嘩をするはずです。
なぜ?
理由がわかれば、親は楽になります。
関わらなければ・・・と心配される方は多いはずです。
あなたは、子どもの能力を信じていますか?
どんなに幼い子供であっても、理由もなく争いはしません。
子どもの能力を信じる態度があれば、あなたは、子どもの争いで悩みがなくなります。