2022.04.02
子
最近、乗り物や街中、デパートなどで
見かける光景があります。
子どもが大声で泣いている傍で
何も言わず子供の側にいるお母さん
特に乗り物の中で大声で泣いて入る
子どもがいると人の目はそこに
注がれます。
しかし、親御さんは周りを気にする
風でもなく、黙って側にいるだけです。
子どもが泣くのは「要求」があって
泣きます。
ご機嫌な子どもは泣くことはありません
なにかを訴えているはずなのですが・・・
「子どもが泣いたら黙って側にいる」と
誰かに言われた?
あるいは、どうしたらいいか分からない?
他にも理由はあるかもしれませんね。
かつて、ある家庭支援センターで、子どもが
長いこと泣いている事がありました。
見ると母親らしき方はいるのですが、
子どもの前にいて黙っているだけです。
側を通りかけるとき子どもに「お母さんに
何か言いたいのかな?」と声をかけました。
すると、子どもはピタリと泣き止み、何か
を訴えるような顔で私を見たのです。
幼い子どもは自分の考えや気持ちを言葉
にして言うことはできません。
親が子どもの気持ちや考えを察して言葉
にしてあげれば子どもも泣き続けることは
しない事でしょう。
人間だけが「言葉」を持ち意思疎通する
事ができます。
相手の気持ちを理解することで、相手は
自分を分かってもらえたと感じるものです。
子育て中は、楽しい会話を心掛けたいものですね。
2022.03.26
子
5ヶ月の赤ちゃんのお母さんから
次のような質問を受けました。
「子どもに刺激を与えたほうがいい
と言われたのですが、寒くても冷たい
風に当てたほうがいいのでしょうか?」
皆さんは「刺激を与える」をどう解釈されますか?
赤ちゃんに刺激を与えるとは、
五感の刺激を与えることを言います。
つまり、聴覚刺激、視覚刺激
嗅覚刺激、味覚刺激、運動感覚刺激
の5つです。
満1歳までの赤ちゃんは、未熟な状態で
誕生しますので、五感の刺激遊びを
することで、体が整ってきます。
赤ちゃんの脳は生まれた時は右脳
が働いていますが、8ヶ月になると
左脳が働き始めます。
左脳が働き始めたら、赤ちゃんに
言葉を教える時期になります。
赤ちゃんは、喋ることはできませんが
聞かせてあげることが必要です。
赤ちゃんに絵本を読んであげても
言葉を喋るようにはなりません。
物の名称を一つ一つ教えていきます。
そうすることで、名称を指さすことが
できるようになります。
赤ちゃんの脳は急激に成長します。
その時期に赤ちゃんは物凄い速さで
物事を理解していくのです。
赤ちゃんの能力を伸ばすのは、
赤ちゃんに関わっているお母さん
の対応によります。
赤ちゃんは、皆天才になる脳を持っています。
そのことを忘れずに赤ちゃんに
関わって欲しいものです。
2022.03.19
子
子育てで親が悩み始めるのは
子どもが思春期になってから
思春期の子どもが親に反抗
するようになると
多くの親は「反抗期」だから
と諦めているようです。
子どもに愛着の絆が形成されて
いれば、思春期に反抗することは
ありません。
そして、その愛着の形成時期は
満1歳半が臨界期と言われています。
つまり、2歳までには愛着の絆が形成
されている事なのです。
愛着の絆が形成されていないと
問題行動を起こし、親を悩ませる
事になります。
母親研究所では、子供を育てる上で
必要な親のための子育て講座として
「5つのメソッド」をご紹介しています。
勿論、その中には、愛着の絆を形成する
内容が含まれています。
次回は4月16日(土)15:00〜17:00
オンラインによるセミナーです。
参加費は無料です。
皆様のご参加お待ちいたしております。
2022.03.09
子
子育ての悩みは尽きないものですね。
しかし、子育ては、実はとても楽なこと
を知っていましたか?
あなたは、腱鞘炎になっていませんか?
睡眠不足でイライラしていませんか?
子どもから目が離せず疲れていませんか?
夫が協力しなくて喧嘩になっていませんか?
もし、このようなことでストレスを
感じているとしたら、子育てを楽しめて
いないはずです。
あなたは、子どもは賢いと知っていましたか?
子どもは、子どもにわかる対応をすると
たったの1回で理解すると知っていましたか?
子どもは、自分を理解されていると
感じると、泣かないと知っていましたか?
子どもは、好奇心の塊だと知っていましたか?
子どもは、あなたの説明を何度聞いても
理解しないのは、なぜだか知っていましたか?
子どもは、なぜ、あなたに何度も何度も言われ
ているのに、同じ行動をするか
知っていましたか?
子供はほぼ3歳までに性格が決まると
知っていましたか?
子どもは、親の対応次第で、天才児
になることを知っていましたか?
以上の質問にあなたはいくつ答えられ
ましたか?
よかったら、反応お待ちいたしております。
2022.02.11
子
子育てをしているとイライラする方は
多いものですね。
なぜイライラする?
子供が自分の思い通りにならないから?
子どもは自己主張するようになると
行動が活発になります。
子供は好奇心が強いのです。
その好奇心を潰すことなく
子供を伸ばす方法はあります。
しかし、子どもを「叱る」事は
子供の心を傷つけています。
子どもに指示や命令、禁止が
多いのも子供の心を傷つけています。
子供の心を傷つけることは、
脳も傷つけています。
脳が傷つくとどうなるかご存知でしょうか?
子どもの心を傷つけなくても
子供を「躾」る事はできます。
3月3日、「子どもの能力を高める5つの
メソッド」セミナーを午前10時から12時まで
開催いたします。
参加費は無料です。
ご希望の方は、こちらまで。
以下の項目をご記入の上お送り下さい
講座名
日程
申込日
お名前
ご住所
〒 –
連絡先電話
メールアドレス
2022.01.28
子
きょうだいがいると喧嘩になること
が多いものです。
下の子が上の子のおもちゃで遊んだ。
下の子が上の子の大事な物に触った。
下の子が上の子の邪魔をした。等など
こんな時、親は下の子を庇う傾向に
あります。
庇われた子どもは、いつでも泣いて
弱さを示します。
上の子は、たとえ自分が正しいと
思っていても、下の子がなくことで
叱られる羽目になります。
そうなると、上の子どもは、親に
差別されているとか、親は下の子が
可愛いんだという思いを抱きかねません。
一方、親に庇われた子どもは、泣く
ことで、依存的態度を身につけていく
ことになります。
この様な対応は、子供が仲良く
なりません。
かつて、講座に1歳と4歳になる
子どもを連れて受講された方が
いらっしゃいました。
講座の間中、二人とも大人しく
遊んでいました。
講座が終わり帰り際、1歳の子
供が泣きながらお母さんの所に
駆け寄りました。
後から、4歳のお兄ちゃんが
やって来ました。手には
ペットボトルを持っていました。
私「そのペットボトルお兄ちゃん
のものなの?」と尋ねると「うん」
と返って来ました。
私「そう、お兄ちゃんのだったのね」
と言い「泣いてるね」と1歳の子を
見ました。
するとお兄ちゃん、ペットボトル
を下の子に差し出したのです。
私「あら、さすがお兄ちゃん
優しいのね」と言いました。
すると、照れながら帰りしたく
を始めたのです。
後日、お母さんからの報告です。
「あれから、お兄ちゃんが下の子
に優しくなりました」とお聞きしました。
お兄ちゃんは、どうすことが優しい
ことなのか、理解したのでしょう。
子どもは自分のことを認めて
もらうと嬉しくなるので、
その行動を続けます。
きょうだいが仲良くしていると
親も安心ですね。
2021.12.31
今年は、コロナ禍の中、オンラインによる講座に参加していただきありがとうございました。特に短期集中子育て講座は好評のうちに進めることができ、感謝しています。
子どもたちの未来が希望に満ち、目標を実現できる世の中になることを願いたいものです。
子供の未来を支えるのは、大人の責任といえます。子供の心を傷つけない大人の対応について来年もブログを通してお伝えして参ります。
楽しみにして頂ければ幸いです。
来年が皆様にとって素晴らしい年になりますことを祈念いたします。
そして、来年もどうぞよろしくお願い致します。
2021.05.01
最近は、大人の発達障害の方の相談を受けることが多くなりました。
職場でのいじめや陰口、あからさまに人格を否定する等、本人や周りを取り巻く人に発達障害についての知識がなければ、本人を責める態度になりがちです。
本人は一生懸命に仕事をしていても、仕事の途中で別の用事を言われるとパニクッテしまいがち、しかし、周りはそのことを気づかないため、本人は大変なストレスをため込むことになります。そればかりではありません。周りに雑音があると仕事に集中できない人もいます。そして手がとまっていると何か言われる、言われると焦る、等不安感があると落ち着いて仕事も出来ません。
発達障害は個人差があり、それとすぐに分かる人と、分からない人もいますので、気づいてあげたいものですね。
2021.04.12
子育ては「心」育て
一日30分、子どもと遊ぶことで、子どもの能力は高まる。
赤ちゃんは、誕生と同時に脳細胞は、活発にシナプスを伸ばし始めます。
赤ちゃんは未熟な状態で生まれます。目は近距離で白黒にしか見えません。耳は胎児が4か月頃を過ぎるとお母さんのお腹の中で音を聴くことが出来るようになっています。手は握りしめたままです。手足の関節は十分に伸ばすことが出来ません。ですからお母さんは、赤ちゃんの発達を促すために、優しく声をかけながら、ガラガラを振って赤ちゃんに聞かせたり、赤ちゃん体操をしてあげたり、視力を上げるための遊びをしてあげます。2か月を過ぎたら、首が座りますので、寝返りを打つのを手伝ってあげます。5~6か月頃には腹ばいが出来たり、支えてあげると座ることが出来るようにもなります。8か月頃にはハイハイをするようになり、10か月頃にはハイハイが上手になり、かなり早くハイハイするようになります。そうなると手足の筋力も付き、つかまり立ちから歩くようになります。
赤ちゃんの成長に必要なのは赤ちゃんとの五感遊びです。一日中赤ちゃんを抱っこしているお母さんもいらっしゃいますが、赤ちゃんは自由に動けるようにしてあげることが大切です。そして、成長に必要な五感遊びを、赤ちゃんが起きているわずかな時間(15分×2回)一緒に遊んであげると、赤ちゃんの脳は活発に成長していきます。遊びで大事なのは赤ちゃんに語り掛けることです。言葉の意味を知らなくても赤ちゃんは、自分に語り掛けてくれるのを喜びます。赤ちゃんが喜ぶことは脳にもいい影響を与えることが分かっています。