2025.07.01
子どもが言葉を話すようになるまで、赤ちゃんには様々な刺激が必要です。
新生児の「脳」は顔に敏感に反応するようにできていますので、赤ちゃんに顔を近づけ目を見つめて刺激を与えましょう。
寝返りが打てるようになったら、様々なものに触れさせましょう。絵本を見せなが読んであげます。音の出たり、動く玩具で遊ばせたりします。「いない いない バア」等の遊びは、親子の絆を深めると同時に言語能力の発達を促します。
夜寝る前には読み聞かせの習慣をつけることは言語能力の発達を促します。1歳を過ぎたら、物や行動に言葉を関連付けるようにします。例えば、猫をみたら「猫ちゃん」と言います。車が走っているのを見たら「車」といいます。
物の名前は繰り返し、繰り返しをして伝えます。子どもにしゃべらせることではなく、聞かせてあげることを物事を認識していきます。
言葉を伝えるとき「赤ちゃん言葉」は使わないようにしましょう。もし、子どもが上手く発音できなくても親は正しい言葉でオウム返しをしましょう。
子どもは親の態度を見て物事を学んでいきます。親はある意味、子どもにとっては「先生」なのです。
赤ちゃんとの五感遊びに興味を持たれた方は、お問合せ下さい。講座やカウンセリングで丁寧に対応させて頂きます。
母親研究所 坂本州子
E-mail: sakamoto@hahaoyaken.com
2025.06.30
赤ちゃんは生まれた瞬間から学んでいます。
赤ちゃんに笑いかける、話しかける、赤ちゃんの声をまねて会話をしましょう。
赤ちゃんは親の顔を見つめ、泣くことで不快感や疲れを示します。嬉しいときは興奮して手足を動かし喜びを表現します。
かつて、2か月の乳児に歌を歌ったり踊つたりをしていた保育士さんがいました。
それを見た2か月の赤ちゃんが手足を動かし声を出しながら喜びを表現していたのを思い出します。
赤ちゃんは、自分の周りに起こっていることを素早く取り入れ、マネをします。
赤ちゃんに芝生にふれさせたり、石畳みの上に足を触れさせたり、柔らかい布を手に触れさせたり、赤ちゃんの五感を刺激させてあげましょう。
赤ちゃんは、体験が多ければ多いほど、成長に影響を与えます。
赤ちゃんの脳は3歳迄に急速に成長しています。
この時期に五感の刺激をすることで、感性が豊になり、好奇心を刺激し、物事を吸収していきます。
言葉を話す時期になると英会話スクールに通わせるママさんたちは多いものです。我が子に国際感覚を身につけさせたい?のでしょうか?、赤ちゃんの成長に必要なのは、母国語をしっかり身につけさせることです。外国語は翻訳をすることになりますので、日本語の意味や言葉をしっかり分からなければ、中途半端になってしまいがちです。
あなたは、お子さんの成長に何が必要かおわかりでしょうか?
子どもの個性と社会性は、生まれた瞬間からはじまっています。赤ちゃんが泣いたり、笑ったりするのは社会性を身につける第一歩です。やがて他人に共感したり、愛情を示すようにもなっていきます。
生まれた時に脳幹にある原始反射が満1歳までに消滅することで脳の働きを活発にしていきます。赤ちゃんにとって「五感の刺激遊び」はとても重要な要素なのです。
五感の刺激遊びにご興味のある方は、お問合せ下さい。
E-mail: sakamoto@hahaoyaken.com
2025.06.28
バス停に居たら2歳くらいの女の子とその子の両親らしき人が3人いました。女の子はバスが来ると「きたきた」と言って嬉しそうにバスに乗り込みました。
子どもは知らない間に言語を習得するのではなく、周りの語り掛けによって、あるいは、家族間の会話を聞いて話を理解していきます。
子どもの話す力を伸ばすには、赤ちゃんが生まれた直後から話しかける(デラウエア大学のロバータ・ミチニィック・ゴリンコフ教授『教育・心理・言語学』によれば、話しかけられた赤ちゃんは常にその言葉を分析している。早い時期から子どもとの「対話」をスタートしよう)と提案しています。
子どもは好奇心にあふれています。子どもを黙らせるためにスマホを見せる方を多く見かけます。また、おしゃぶりを口に入れている幼児を時々見かけます。これでは話す力を伸ばすことにはなりません。
「生まれた直後から、絵本を読んで聞かせる」赤ちゃんは読み聞かせを通じて単語を覚えます。また、絵本の話を通じて物語の構造を学びます。
数年前から学校現場では子どものコミュニケーション能力の欠如と社会性の欠如が言われています。昨今の学校では子どもの扱いに手を焼く教師の退職が増えています。
子どもにとって環境は、子どもの性格形成や生き方のモデルとして影響を与えます。それだけに子どもの成長を理解した子育てが必要になりそうです。
母親研究所では、子どもの成長に必要な親の関わり方、子どもの能力を生かす育て方について詳しく講座やカウンセリングでお伝えしています。
関心のある方はご一報ください。
問い合わせは:sakamoto@hahaoyaken.com迄
2025.06.27
もうすぐ梅雨明けのようです。
小さいお子さんをベビーカーに乗せてお買い物や用足しに外出する際、気を付けなければならないのは外気温です。
地面に近いほど、気温が高い為、ベビーカーのお子さんにとっては、高温を受けていることになります。
外気温には気を付けたいものですね。
特に1歳未満のお子さんには配慮が必要です。
日中は涼しい所で過ごさせたいものですね。
睡眠も十分とれるように!
睡眠の質を高めるためには生活リズムを整えることが大切です。
朝起きて光を浴びることで、メラトニンという睡眠ホルモンのスイッチが入ります。
睡眠、食事,排泄、清潔、着脱などの生活習慣をつけることで、健やかな成長を促します。
愛着の形成もこの時期です。特に赤ちゃんには、言葉をかけながら、赤ちゃんにとって必要な「安心感」「安全感」を持てるようにしたいものですね。
また、赤ちゃんに関わるときは、情緒的に接することで「愛着形成」を育みます。
「愛着形成」の確立は、人との信頼関係を育むだけにこの時期を逃さず接していきたいものですね。
2025.04.17
桜の満開な時期に長年住んでいた三鷹市から小金井市に引っ越しました。周りは住宅地とあって、近くには公園がいくつもあり、子供たちの遊ぶ姿を見ることができます。日中、久しぶりに子供の遊ぶ姿を見ることができ嬉しく思っています。
カウンセリングや子育て講座、心理学講座も5月から開始する予定です。お知らせはHPからとインスタグラムを通じてお伝えいたします。
世界的に増加の傾向にある「発達障害」の増加は多くの脳科学者たちの関心の的にもなっています。母親研究所では、発達障害についての最新情報や、子育てに有効なアドラー心理学による、子供への対応、問題行動へのアプローチ等も含めて、具体的な対応の方法についてもお伝えしてまいります。お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせは:hahaoyaken@gmail.com まで。
2025.04.13
この度「母親研究所」は引っ越しを致しました。
それに伴い、カウンセリングや講座の連絡先につきましてお知らせをいたします。
連絡先:E-mail:sakamoto@hahaoyaken.com hahaoyaken@gmail.com (3営業日以 内にご返事いたします)
TEL&FAXはありません。
これまで同様、営業いたしておりますので、お気軽にお問合せ下さいませ。お待ちいたしております。
母親研究所代表 坂本州子
2025.03.29
4月から新しい場所に転居します。
これで最期の転居になりそうです。近くには、公園がいくつもいあり、子どもの遊姿があります。子どもは元気に外で遊んで欲しいと思っています。
転居を機に子育て相談に力を入れようと思っています。「子どもは宝」とは昔から言われてきたことです。子どもは3歳までの生き方がその後の人生を左右します。それだけに幼児期の子育てはとても重要なのです。30年以上多くの親子に接し、子どもの成長についてお話してきました。昨今の子どもの現状は様変わりしているかのように思われますが、子どもの成長過程はいつの時代も変わりはありません。変わっているのは、子どもの環境の変化に伴い真の意味での自立が見えなくなっている事です。
母親研究所では、子どもの成長に必要な要素について、実戦もふまえて語っていきたいと思います。
地域が変るとインターネットの環境にも変化が」あるようですので、メールアドレスを変えなくてもいいよう手続をするつもりです。手続きが完了しましたら、子育てについて私の実践とアドラー心理学との関連のについてお伝えしてまいります。それまで、お待ちいただければ幸いです。
2025.03.03
Aちゃんがチャイルドシートに座れるようになった時、車に乗って郊外のモールへ一緒に行くときのこと。私は助手席に座り、Aちゃんの横にお母さんが座りました。その時、泣いたことのなかったAちゃんが助手席の私に手を伸ばして泣き始めたのです。出かける前に友人はオムツを替え、ミルクも飲ませていましたので、何故泣くのかわかりませんでした。すると友人が「席を代わろう」と言ったのです。そこでわたしがAちゃんの横に座ることにしたのです。私がAちゃんの横に座った途端、彼女は泣き止んだのです。まだ5〜6カ月にしかなっていないAちゃんはお母さんより私に親しみを感じていたようなのです。勿論、友人がAちゃんに嫌われていたのではなかったのです。赤ちゃんは、未熟な状態で生まれてきます。目もあまり良く見合えません。耳はよく聞こえるようになっていますので、声のする方に意識を向けます。Aちゃんと遊ぶ時、声を掛けながら遊びましたので、私の声に親しみを持っていたのかもしれません。1歳くらいになるとAちゃんは、私を後追いするようになったのです。
このことから、私は「赤ちゃんに必要なのは、言葉かけと遊びが必要なのではないかと確信するようになりました。ペインター博士の「赤ちゃんとの遊び」を実践したことで、他人の私に親しみを感じてくれる。ということは「愛着の形成」にもなります。赤ちゃんにとって五感の刺激的遊びは心を育てる役割もしていると言えるでしょう。
2025.02.08
赤ちゃんの名前はAちゃん。声をかけるとしっかりと私の顔を見てくれます。Aちゃんの首が座るまでは、もっぱら、言葉かけに徹しました。抱っこしたことはありません。それでもしっかりと目を向けてきいてくれました。5感の刺激遊びは聴覚刺激、視覚刺激、感覚刺激あそびを5分ほど、Aちゃんは、遊びをしている時は、嬉しそうにしていました。3カ月くらいになるまでは、ひとり遊びを見守ったり、声を掛けてあげたりしたものです。4・5カ月位の頃、ある日、お母さんに抱かれていたAちゃんと私が一緒にエレベーターに乗った時のこと、エレベーターに乗りこんで来る人に可愛い仕草で手を挙げたのです。乗りこんで来た方は、その仕草に思わず笑顔で「はーい」と笑顔で対応してくれます。するとAちゃんは、とても嬉しそうに知らない人に同じ仕草をするので、皆さん笑顔でAちゃんに同じ対応をしてくれるのです。Aちゃんはエレベーターに乗る人たちの挨拶を見て模倣したのだと思いました。子どもは周りの環境から学ぶものだと言うことを知らされた場面でもありました。
また、Aちゃんがチャイルドシートに座れるようになった頃、私も買い物をするのに彼らの車に同乗させてもらった時のこと、私は助手席に座り、Aちゃんの横にお母さんが座った途端、いままで泣いたことのなかったAちゃんが私のいる助手席の方へ手を伸ばし泣き始めたのです。おしめが濡れているわけはないし、お腹が空いているわけでもないのにどうしたのだろうと思いました。すると友人が「席を代わろう」と言って彼女は助手席に、私がAちゃんの隣に座った途端、Aちゃんは泣き止んだのです。24時間一緒にいるお母さんより、勉強の合間の空いてる時間にAちゃんと僅かな時間遊んだだけの私に親しみを覚えてくれたことは驚きでもありました。その後の彼女の行動から赤ちゃんにとって遊びや会話がいかに重要であるかをAちゃんが示してくれたのです。
2025.01.19
小さい時から赤ちゃんが好きで、友達と遊ぶより近くに赤ちゃんがいると赤ちゃんの仕草や表情、動きを飽きもせずに見ては楽しんだものです。そのために、仕事を選択するとき迷わず「保育士」の仕事を選んだものです。初めての職場は「養護施設」でした。3歳から18歳までの子供たちの日常を援助する仕事でした。私が赤ちゃんに関する仕事に携わるようになったのは、心理学を学び始めてからのことです。アメリカからアドレリアンであるペインター博士が日本に息子さんと遊びにいらした時、お目にかかり、博士から”Teach Your Baby”の本を頂いたときに始まります。その本を読んだ時、まさにわたしが長年探し求めていた内容だったのです。そして、何事も自分で確認しないと納得しない私はどこかでその内容を実践したいものと思って居ました。その機会が訪れたのは、私がシカゴのアルフレッド・アドラー研究所に留学したときでした。