子育てに否定語はいらない
2021.04.07
子どもが歩き出すようになると、行動も活発になり目が離せなくなります。そんなとき子どもを危険から守ろうとつい「あぶない!」「あーだめ!」などと声を出して子どもを守ろうとしますね。
しかし、言葉の意味を知らない子どもは、何をママは言っているのか分かりません。ただ、声に驚き行動を一瞬はやめるかもしれません。しかし、ママの言ってる意味が分からないので、また、同じ行動を続けます。そんなときは、子どもを危険から守るためには、声に出さず、黙って子どもを後ろから抱き抱え、安全な場所に移動させてやり「ここであそぼうね」と言いましょう。そして、危ないもの危険なものを子どもの手の届かない所にしまいましょう。
子どもの成長にとって「安全」「安心」な環境であることが必要です。否定語は子どもを不快にするだけです。禁止語が多く、説明や小言が多いと、子どもの好奇心を奪い、やる気をなくすきっかけにもなります。子どもは穏やかな環境下では、穏やかな子どもになります。指示、禁止が多いと、子どもは戸惑いママに嫌われたと思い、不安になる子もいます。
子どもはママが大好きですから、ママには嫌われていないと思える対応をすることで、心が落ち着いてきます。