2023.02.18
振る舞いかた
電車の中で大声で語る子どもがいました。
対応していたのは、父親らしき方。
もう少し、小さい声で話すよう嗜める
様子はありませんでした。
バスに乗っていたら、途中から10人位
の人たちが乗り込んできました。
歳の頃は、大学生らしき方数人と講師らしき
方が二人。
一人の講師らしき方が、私の隣に座りました。
その横が空いていたので、
若い学生らしき方に「どうぞ」と隣に座る
よう促しました。若い学生さんは「いえ、
偉い方がいらっしゃるので」と辞退し
座ることをされませんでした。
もう一人の講師らしき方は、かなり離れた
場所にいらして身動きできない状態でした。
最近の人の態度を観察すると、常識にばらつき
があるようです。
周りを気にしないのは、どうかと思います。しかし
必要以上に、気を使うのもいかがなものでしょう。
「甘えの構造」の著者、土井健郎氏は、初めての
アメリカ留学で、教授の家に招かれ、飲み物を
聞かれ、社交辞令として、一旦お断りをしたら
帰るまで、飲み物のことは聞かれなかった。と
文化の違いを体験して語っていらっしゃいます。
私自身もアメリカで、日本人の振る舞いが
通用しない出来事を何度か経験したものです。
国際人として育てようとする考え方も
あるかもしれませんが、日本人は、日本の
マナーを誇りを持って、身につけさせたいも
のです。